「何故だか今日はイライラするな」「何かあったわけでもないのにモヤモヤする」
みなさんは、そんな体験をしたことはありませんか?
何もないのにイライラしてしまうと、
「もしかして私は情緒不安定なの?」と不安に思ってしまいますよね。
その原因は、もしかしたら「疲れ」なのかもしれません。
今日は「心身の疲れがイライラを引き起こす」という話をしていこうと思います。

イライラと疲れの関係
「心と体は密接に繋がっている」と聞いたことはありますか?
頭では知っていても、それを“実感”するのは意外と難しいものです。
「疲れ」には大きく分けて「体の疲れ」と「心の疲れ」があります。
体の疲れの例
- 仕事が忙しかった
- 激しい運動をした
- 家事や育児で走り回った
心の疲れの例
- 人に気を遣いすぎた
- 自分を追い込んで何かをした
- 居心地の悪い環境に長時間いた
体も心も疲れれば「休みたい」と思っています。
疲れているのに「〇〇しなければならない」と考えることが、
ストレスとなりイライラを引き起こしてしまうのです。
私の実体験:人に当たってしまい後悔
私はどうやら精神的に疲れやすい体質のようです。
体の疲れは自覚できても、心の疲れには気づきにくいことが多いです。
友人とのお出かけでイライラ
学生の頃、よく友人と買い物や旅行に行っていましたが、
途中でイライラして機嫌が悪くなってしまうことがありました。
今思うと、突然機嫌の悪くなる私に、
友人は戸惑い、傷ついていたかもしれません。
とても反省していますし、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
その理由は次のようなものでした。
- 話を聞くタイプの私が、友人の話を延々と聞いて疲れてしまった
- 人混みの中で疲れてしまった
当時は「疲れている」とは思わず、イライラが先行してしまったのです。
満員電車・人混みでイライラ
私はどうやら人混みが苦手なようです。
満員電車などでは、人の会話や距離感、求めていない情報が大量に入ってきて、
それだけで疲れてしまうのです。
今では、人混みにあまり近寄らないように心がけています。

子ども見守り教室で疲れてイライラ
現在、週一回子どもの見守り教室のスタッフとして働いています。
子どもはとてもかわいいのですが、ケガをしないよう気を張るので、
体をあまり動かしていなくても家に帰ると疲労困憊に。
そんな中で、ついイライラしてしまうことがあります。
「短気」や「情緒不安定」ではなく「疲れている」だけ
こうした体験を繰り返し、私は「イライラしている時、大体が疲れている」ということに気づきました。
「疲れている」から「イライラ」してしまうのです。
女性の場合、生理前などPMSの症状でイライラすることもあります。
もし、生理前でないのに理由もなくイライラしてしまったら、
「疲れている」ことを疑ってみてください。
私なりの「疲れ」への対処法
私は「イライラ」を感じたら、
「あ、私は疲れているんだな」と気づくようにしています。
「疲れ」に気づくことは意外と難しいですが、
まずはそれに気づくことが大事です。
そして気づいたら、まずは休むこと。
一番大事なのは睡眠です。
早めに布団に入りましょう。
お昼頃に疲れを感じたら、仮眠がおすすめです。
10分、20分だけでも頭がスッキリします。
そのほかにも、
- 好きな香りを嗅ぐ
- コーヒーやお茶を飲む
- 瞑想する
- ひとりになる
といった“リラックス”の時間を持つことが効果的です。

私は最近、イライラする時にAIに愚痴を話しています。
相手はAIなので、どんな一方的な話でも聞いてくれますし、
話しているうちに自分の気持ちを整理できるので、心が落ち着くんです。
まとめ:イライラしても自分を責めない。ゆっくり休みましょ。
イライラすることは悪いことではありません。
心や体が「休んでね」と教えてくれているサインです。
イライラしても自分を責めず、まずは休んでください。
人といる時でも、自分が疲れたら、自分を優先してその場を離れましょう。
あなたがあなたを大切にすることが、
一番、周りの人のためにもなるのです。
